同じ土俵で戦って尊敬の人を言うと、その人と同じ立場に行けないし、超えられないと思った。本当はリスペクトしていたことを言いたくて、やっと名古屋が終わって言えた。 （野口みずきさん）7,494,101円
封印していた高橋尚子さんへの思い。現役引退を表明会見でのコメントをデイリースポーツonlineから。「プライベートでも仲良くしていただいてきた。名古屋の後に裏の通路で待っていてくれて、ねぎらってくれた」とのこと。生まれた順番が違えば立場が逆だったかもしれない。走力の優劣は不明の孤高の同志だったんだと思う。どっちもカッコイイ。
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コメント
野口みずきさんも高橋尚子さんも実は女相撲の選手だったことはあまり知られていません。時々こうしてカミングアウトしているのですがあまり顧みられたことがありません。野口関の得意技は、ジャパニーズ・オーシャン・クインビー・ボムでしたし、高橋尚子関の決まり手は、ノーザンライト・ボム。両者ともボムの使い手でしたが、活躍時期が違うので直接対決したことはありません。野口関の引退興行のあった名古屋場所では、高橋尚子親方がエキジビション試合で土俵に上がると噂されていましたが、実現はしませんでした。長い間ご苦労様でした。
投稿: 木下藤吉楼 | 2016年4月16日 (土) 10時18分
木下藤吉楼さんの目には野口みずきさんも高橋尚子さんも女相撲の選手としての活躍が華々しく映っていたのですね。実はマラソン選手として活躍していたことは御存知なのでしょうか？承知の上の発言だとしたら木下藤吉楼さんの眼力は特殊能力のような増幅機能を持っていると断言できます。であれば、野口みずきさんも高橋尚子さんも女飛脚だったこともご存じでしょうか？女忍者のように忍術やハニートラップ等のややこしいことを駆使したりせず、とっとと情報を運ぶ世界レベルの女スパイだったのですよ。
投稿: 鑑定士 阿部 | 2016年4月16日 (土) 16時33分
野口みずきさんは、実績に比べて社会的な評価が低いような気がします。それは彼女の最終学歴が高卒のせいであるからだと私は考えています。現在のスポーツ界は、どんどん高学歴化し、お金を持った大学や、一部のエリート学校、資金を充分に持った企業が各競技をリードするようになっています。それを考えたら、野口みずきさんは、普通高校卒業者としては最後のメダリストかもしれません。悲しいことに、第三世界を除いて、スポーツにロマンは存在しないのです。きわめて単純でフェアなルールの中、ひたすら前を向いて走る野口みずきの生き方をこれからも応援して行きたいと思います。
投稿: 北鎌倉心 | 2016年4月16日 (土) 17時28分
北鎌倉心さんはどちらかというと野口みずきさんの味方のようですね。実績に比べて社会的な評価が低い理由で学歴のほかに考えられるものとしては家柄や出身地などもあります。それらを踏み台にしてしまうヒーローやヒロインの物語は多くの人々に支持されます。『遺伝的な頭脳や運動能力を財力で補って一流大学に進んでオリンピックで金メダルを獲得後に一流企業に属して早々に世界新記録を樹立するまでの特に問題も無いサクセスまみれのストーリー』では見向きもされません。そう考えるとこれから稼げる素材だといえるでしょう。
投稿: 鑑定士 阿部 | 2016年4月17日 (日) 01時17分