高額コトバ2015年4月ベストテン

【発言者】　　　　　　　　　　　【評価額（円）】

高畑充希さん　　　　　　　　　　　　7,321,015

内山奈月さん　　　　　　　　　　　　7,204,810

宮沢りえさん　　　　　　　　　　　　7,181,481

庭師さん　　　　　　　　　　　　　　4,404,427

上戸彩さん　　　　　　　　　　　　　4,320,810

鬼塚雅選手　　　　　　　　　　　　　4,320,210

とこつぃんさん　　　　　　　　　　　3,971,410

西内まりやさん　　　　　　　　　　　3,127,124

寝業師さん　　　　　　　　　　　　　2,839,125

優香さん　　　　　　　　　　　　　　2,471,101

今月は
日経平均株価が15年ぶりの高水準になったのとは関係なく、
61,537,545円ばら撒きました。

彼女が本当に素敵だったので「日本の人にそれが伝われば」と念じてやってました。（高畑充希さん）7,321,015円

役割の自覚。娘と娘の友達に付き添って『アナと雪の女王』を観てから1年、昨年と同じ娘と娘の友達に付き添ってディズニーの最新作『シンデレラ』日本語版を観てきた。家に帰ってから感動を噛み締めつつネットの波に飛び込んだら声を担当した高畑さんの声に『ぴあ映画生活』で漂着。私は客として王子じゃなくシンデレラに感情移入して泣いた。

横から僕の学歴超えるのやめてください。（藤本淳史さん） 810,710円

日本テレビ『解決ナイナイアンサー』の企画『高学歴は得か？損か？』で。東大卒の芸人石井てる美さんが「私立文系は3科目で入れる」と振ると慶應大に在学中のたかまつななさんが「東大が一番という考えは安直過ぎるかな、と疑問を持って東大を受けたら受かったので4月からダブルスクールします」と返した。この問答、ハイレベルだなあと私は思いました。

出てくれ詐欺かと思った。それぐらい信じられなくて、うれしかった。（藤竜也さん）23,213円

内容小出しの順当な宣伝文句。映画『龍三と七人の子分たち』を岩手日報『entertainment』が紹介。「細かい指示はないんです。だからわれわれは大真面目にクレージーなじじいを演じたわけです。あとは監督が料理してくれるから」「なけなしの僕の力を、北野監督はありがたき吸血鬼のように吸いだしてくれた」等々監督称賛＆自画自賛のじいさんだった。

男性に「ぬか漬けを漬けている」というとモテます（笑）。きちんとしていて家庭的な印象なのでしょうか。（川村ひかるさん）1,000,232円

発酵食品をテーマにした朝日新聞『文化の扉』に『ぼろぼろの体救ったぬか床』と題してコメント。「おつまみにポテトチップスはやめてぬか漬けを。歯ごたえがあって満足感もあるし、酵素もとれます。便秘も解消されて肌の調子もよくなりました。毎日のぬか床の手入れで手もしっとり」とのこと。手の美容のためにぬか床で手をマッサージ、ではない。

これからはモデルだけでなく、お芝居や音楽もがんばりたい。（香音さん）86,442円

14歳の可能性。小学生向けファッション雑誌『ニコ☆プチ卒業』のタイミングで岩手日報『わくわくインタビュー』に登場。昨日取り上げたTBS『マザー・ゲーム～彼女たちの階段～』にも出演中。「2年前に初めて撮影した時はポーズがうまくつくれなくて、ウインクもできませんでした」と遥か昔のように回想していた。野々村家の傑作の成長は続く。

ちっちゃなことで幸福を感じられること自体が、大きな幸せ。（木村文乃さん）525,210円

人生哲学だそうだ。TBS『マザー・ゲーム～彼女たちの階段～』で初主演の座をつかんだ女優が岩手日報『芸能プレミア』で。「今までこつこつと“貯金”をしてきたつもり。任せてくれるなら乗っからないと」と意欲満々。「おいしいご飯を食べただけで幸せな人間」とも。科学的根拠による美味じゃなく、おいしいと感じる心境や環境が決め手なんだろうな。

お花の「茎」部分が「体」になってて、5ポーズあるんです(*^o^*)ﾉ（とこつぃんさん）3,971,410円

密かに作成して公に発表していたけど気付かなかった。年末年始を飛び越えて12月10日から4月8日まで一気にタイムスリップ、こっちは入院退院を繰り返していたから仕方なかったことにしたい。で、新作『お花ちゃんはしおき』はデビューしたばかりなのでまだ大人しい感じがする作品になっている。近々ブリッジとかして箸なんか置けなくなるだろう。

年寄りが目の前に立ったら、率先して席を空けて「どうぞ」というのは、これは礼儀というか作法なのであってね。可哀想とか可哀想じゃないとかいう問題じゃないんだ。（北野武さん）1,010,071円

ごもっともな説教。朝日新聞『文化・文芸』に映画『龍三と七人の子分たち』の公開直前で登場、「死んだ時に『やっとくたばりやがったか』って言われるようなね。そんなジイさんの方が元気があっていいよね」とエール。言われてみれば先輩に席を譲るのは敬意であって労わりではない。誰かに守られたいと時々思ったりする近頃の自分はちょっと…。

花にばかり水をやってもダメだ。根に水をやるべきだ。 （松山千春さん）11,004円

アベノミクスについての指摘。日本経済新聞『交遊抄』で自民党参院国会対策委員長の吉田博美さんが松山千春さんを『直言の達人』として紹介。例え話は理路整然としていなくてもそれっぽい言い回しが説得力を持ったりする。花に水をやれば地面にも掛かるなどと理屈をこねて逆らうと煙たがられる。『瞳を閉じて』も『瞼を閉じて』にしたら興ざめする。

しくじってもマイナスにはならない。ゼロになるだけだ。 （堀江貴文さん）893,022円

テレビ朝日『しくじり先生SP』に『世の中なめすぎて逮捕されちゃった先生』として登場。番組オファーにきっちり応じながら「過去に捉われるな、未来に怯えるな、今を全力で生きろ」とまとめ、イメージアップ。『モーニング娘。に全部持っていかれた』先生・みちよさんのまとめ「大切なのは『何になりたいか』ではなく『何をやりたいか』」も如何にも。

僕いま、セクシー俳優みたいな冠ついちゃって、居心地悪くて仕方ないんですよ。どこ行っても壁ドンしてくださいって言われて。一発芸がヒットした来年消える芸人みたい。 （斎藤工さん）12,828円

自虐的な謝辞。Yahoo! ニュース「斎藤工『一発屋』への危機感」に「何の一発？」と疑問を抱いて確認。先日出演した『さんまのまんま（フジテレビ）』でも、さんま相手に機転をきかせて笑いをとった、と紹介されていた。『壁ドン』は一芸だけど、数え方の単位が一発二発だったらこれまでに何発披露したんだろうか？決して一発屋ではなく多数発屋なはずだ。

仮面というのが面白い。普通の役より、今の上戸彩がこういうのやるんだって思ってもらえたら。こんな役に出会いたかった。木村さんの奥さんというのも貴重！（上戸彩さん） 4,320,810円

『アイムホーム（テレビ朝日）』で献身的な妻・家路恵を演じる注目の女優がポジティブなコメント。「木村さんが演じる久の奥に、また木村さんがいる。想像以上にすてきな方。こんな人に連れ添いたいという自然な想いとともに、役としての恵が生まれてくる」ので役作りは不要だそうだ。私生活まで良さげに思えてくる発言だけど、容認するしかない。

まったく知らない方でwikipediaにもネタになるような記述はありませんでした。ただ、このヒトにかぎりませんが「トップレスのヌードシーンを初めて披露した」なんて記述があるとスゴく気になってしまいます。（寝業師さん）821,016円

情報不足の効果。『小嶺麗奈さん』についてコメント欄で。「初めて披露」という希少性を持たせながら、その内容解説は無し。『トップレス』『ヌードシーン』をクリックしても客観的な『トップレス』『ヌードシーン』の解説で『小嶺麗奈さん』はくっついてこない。『トップレスのヌードシーンを初めて披露』でまとめてクリックしたくなるんだけどなあ…。

意外にも戦う人というか、知性的なのと同等のレベルで、攻撃的な人という印象を受けた。それはプロデューサー的に仕掛ける、というのともちょっと違う。もっと動物的な力だ。 （庭師さん）4,404,427円

何冊もの読書レポートがmixi日記にザクザク積まれていた。その中から、「歌謡曲から『昭和』を読む（なかにし礼・著）」のまとめ。「本書は歌とはなにかというところから、解きほぐすように書いている。うたの歴史だ。縄文時代の歌を想像し、それから時代が下がって、本書の四分の一くらい使ってやっと昭和初期になる」と言う大変な本だったみたい。

本当に市井にいてもおかしくない、ステキさが絶妙で、なんともいえません。（寝業師さん）2,018,109円

現実的な好印象。『堂真理子さん』についてコメント欄で。「これ以下だったらブスだし、これ以上だったらリアリティを感じないゲイノージンってラインです。まあ、自分で狙っているワケではないでしょうけど」と評価。ナチュラルなメイクとか立ち居振る舞いやトークは天賦の才じゃなく努力の賜だったりする。でも気付かぬフリをするのがマナー。

深田さんがドロンジョだった『ヤッターマン（2009年公開）』で僕は社員B。それが長く続けていると、こんなことがあるわけです。夢って見るもんですねえ。かなうんですね。（ムロツヨシさん）89,109円

役得の巡り合わせ。乳飲料『ケロッグ 飲む朝食 フルーツグラノラ』のCM発表会でのコメントが岩手日報番組面で紹介されていた。「深田さんとのCM共演は、ドッキリだと思っていましたよ」「（笑わせようとしたのは）照れ隠しですよ。フカキョンがこんな近くにいるなんて、無いですからねえ。浮かれていたんです」とゴキゲンな感じ。めでたしめでたし。

体験したことしか歌詞にできないのでは、3曲ぐらいしか書けない。（松任谷由実さん）2,310,210円

文字練習帳『書くユーミン』を岩手日報『entertainment』が紹介。「文字にしたら美しいのではないかと思った曲を選んだ」「歌を作ったときに念写するようにつかみとってきた映像を、一緒に体験してほしい」「『こんな恥ずかしいことを書いていたのか』とか『すごく回り道をしていたな』とか、見返した時に格闘の跡が見えることが大事」とのこと。

私のおっぱい、みんな知ってるんですよね・・・。（宮沢りえさん）7,181,481円

現役の達観。フジテレビ『ヨルタモリ』で、客の吉原さん（タモリ）が「『ガイパイ』は有難くない。何？悪い？ドーンって感じ。『ナイパイ（邦パイ）』は申し訳ない感じが美徳」と語りつつ宮沢りえさんのおっぱいをクォーター要素込みで評価。認知度は『ミロのビーナス』やドラクロワの『民衆を導く自由の女神』レベル。有難さはそれを上回るってこと。

このドラマは、いい意味で何も残らない。（多部未華子さん） 1,083,100円

オールマイティな『いい意味で』センテンス。主演ドラマ『ドS刑事（日本テレビ）』を朝日新聞beテレビでPR。「考えさせられるとか感動するとか、そういうものじゃなくて、ただおもしろい。土曜にぴったりなんじゃないかな」と続けて補足してしまった。家族で楽めるコメディだと伝えるために、いい意味で『ドS』トーンを和らげたんだ、と思う。

弱気を助け強きをくじく、正義感にあふれた駒。自分もそんな人間になりたい。（竹俣紅さん）121,040円

攻守の要となる『金』が好きな理由。朝日新聞が『将棋LOVE！』と銘打って若手女流棋士4人にインタビュー。擬人化のみならず敬愛まで行ってしまう心情は熱い。『歩』や『王将』は歌になるほど定番イメージが固まっているし、『飛車』『角』『香車』『桂馬』も特徴がある。問題は『金』と『銀』の魅力と差別化。『成り金』という駒はありそうで無い。

いい意味のヨイショだと思うようにしています。アイコン的な言葉で、良いタイトルだと思います。（仲間由紀恵さん）2,210,182円

ほどほどの余裕。主演するNHKの連続ドラマ『美女と男子』について岩手日報『芸能プレミア』で。「現場でわいわいするのが楽しい。いつまでもベテランにはならずに、一役者として、やっていきたいです」と語っていた。逆に、ある程度の芸歴もあるから駆け出しの頃のようなフレッシュさも不自然だとは心得ていて、丁度よい立場を演じ続けているはず。

高校の授業で憲法9条や25条などの重要な条文を学んだとき、他の条文も一緒に暗記しました。それをコンサートで披露すると、「『アイドルが憲法』とは面白い」と言われました。（内山奈月さん）7,204,810円

慶応大学在学中のAKB48のメンバーが春の新聞週間に合わせて新聞の読み方について朝日新聞で語っていた。その冒頭の文。全文だと103条まであるけど、「研究生からスタートしてAKBの楽曲と振付を全部覚えて休演者のアンダー（代役）を務めながら正規メンバーに辿り着くよりは簡単」なのかもしれない。自分は第1条も暗唱できないと思い知った。

さりげなく共演の藤井隆さんのお尻に私の顔をつけてみたら、採用されました。（優香さん）2,471,101円

コメディエンヌの自覚。初舞台『酒と涙とジキルとハイド』のDVD発売のパブリ記事が岩手日報番組面に割りこんでいた。「万が一せりふを忘れたり大変なことが起きたりしても、共演の皆さんが助けてくれるという安心感がありました」と感謝の弁も。世渡りテクだと感じさせない人の良さには定評がある。そのへんにいそうだけど絶対にいない女性の典型。

今回の滝沢大会は辞退したいのですが・・・。人数集まらないです。（下村元嗣キャプテン）1,010,716円

無念…。大日本野球倶楽部は継続出場してきた大会を見送ることになった。1992年の設立時に生まれていなかったメンバーもいる伝統チームなんだけどな。Yahoo! ニュースによるとイチロー選手が「いい子たちが集まっている。かわいくて仕方がない。こんな気持ちになるのは今までなかった」と語ったらしい大リーグのマーリンズが誕生したのは1993年。

1年生60人中、成績は58番目。ところが私より下だった2人は程なくやめてしまう。学年どん底が私の定位置となった。 （似鳥明雄さん）201, 030円

北海道工業高校での成績。ニトリホールディングス社長が日本経済新聞『私の履歴書』で「学業は不得手だった」と回想。中学生の頃にはいじめられたりもしていて川に突き落とされたこともあり、その時の加害者は10年ほど前に同窓会で「あれから50年、とんでもないことをしてしまったと罪悪感にさいなまれていた」と話してきたそうだ。ツライ思い出…。

夜の撮影ででっかいライトを使うと、顔くらいの大きさのガが顔に当たる。ずっしり来るんですよ。そのときは死ぬかと思った。（松田龍平さん）7,979円

体験裏付けの重み。東スポWeb「二階堂ふみ 見ただけで『１時間くらいヘコむ』苦手なものとは」から映画『ジヌよさらば～かむろば村へ～』の舞台挨拶に誘導された。私は屋外での照明業務後クルマを運転して帰宅中、ズボンの股間あたりでチクチク動くものに気づいてパニックになったことがある。股間を解放したらカナブンみたいな甲虫が飛び立った。

初めてやったのがスロープスタイルで、それしか知らなくて、ずっとやってきたってだけです。（鬼塚雅選手）4,320,210円

スノーボードの世界選手権で最年少優勝記録を16歳3カ月で更新した女子高校生に朝日新聞『SUPORTS HUMAN』が着目。「あの優勝で生活が変わったかといえば全然です」「人と競争する競技じゃなくて、自分のできる技、相手のベストの技を教え合ったりするし、そんなところがこの競技の魅力かな」とのこと。ありのままの良さが伝わってきた。

一つに絞らずに同時にやっていくことで、確実に1カ月前の自分より成長していると感じられる。これから悩んで、もがきながら、いろいろなことを吸収し、表現していきたいな。 （西内まりやさん）3,127,124円

女優、ファッションモデル、歌手などマルチに活躍する注目の人材がNHK『かぶき者 慶次』に出演、ということで岩手日報『芸能プレミア』に登場。「同じ芸能界でもこんなに中身が違うと、自分の〝切り替えスイッチ〟が必要。弱気になることだってあります」と語った。10代女子のなりたい顔№1はイジワルそうな感じだけど、それはそれで良い。

格好いい人を見ると、こうなりたいと思うけど、マイルスだってディジー・ガレスピーにはなれなかった。自分を認めることが最も大切です。（マーカス・ミラーさん）1,010,010円

大物と接した立場ならではの説得力。新作CD『アフロディジア』の発表がらみで岩手日報『ツクリテ』に登場。「リラックスしていろんな奏法で弾いていたら、『それが君のスタイルだ』と言われて気付きました。自分のスタイルとは『自分でいる』ということです」に続けて発言したらしい。師匠は「それが君の限界だ」と力量不足を指摘することもある。

変人にしようと思えばいくらでも出来ます。 （戸田恵梨香さん）1,087,371円

映画『エイプリルフールズ』の主演女優が朝日新聞『芸能』で余裕をかました。演じる役は人前に出ると、おどおど目が泳ぐ清掃員、部屋着にコートを羽織って外出し、芋ケンピの袋を手放さない『あゆみ』。「（相手役の）松坂（桃季）さんも、全女性を敵に回す役を真正面から演じていたので、私も真正面から返しました」との意気込みは嘘じゃない感じ。