高額コトバ2013年10月ベストテン

【発言者】　　　　　　　　　　　【評価額（円）】

大島優子さん　　　　　　　　　　　 35,900,910

宇梶剛士さん　　　　　　　　　　　 11,021,010

佐藤可士和さん　　　　　　　　　　 10,103,341

島袋寛子さん　　　　　　　　　　　　8,745,108

寝業師さん　　　　　　　　　　　　　6,401,071

新垣結衣さん　　　　　　　　　　　　5,800,410

庭師さん　　　　　　　　　　　　　　4,594,101

松下奈緒さん　　　　　　　　　　　　4,439,039

小山実雅恵さん　　　　　　　　　　　4,330,101

北川景子さん　　　　　　　　　　　　4,289,569

今月は消費税8％への引き上げが発表されたのとは関係なく、

113,114,172円もばら撒いてしまいました。

あの深田恭子ちゃんとキスできるなんて、と胸が高鳴りました。（北川景子さん）7,289円

役柄を踏まえた模範解答。都内で行われたW主演映画『ルームメイト』の完成披露でのコメントをDAILY SPORTS ONLINEで知った。深田さんは「ドキドキしました。（感触は）柔らかかったです」と語ったそうだ。女性同士のキスシーンを「邪魔な男性がいない」とか「女優2人のキスシーンが同時に鑑賞できて時間の節約になる」と思っちゃいけないはず。

これで仙台に最低でも帰れるという思いで１つ１つ大事に戦っていきます。（星野仙一監督）10,910円

日本シリーズ、敵地の東京ドームで勝利後のインタビュー。「王者相手に逃げ切ろうとしたら捕まります。攻めて攻めて攻めていけばこういう結果になる、そう信じています」とご満悦。13安打にしては得点が少ないことに触れて「今日は小爆発だね。明日は大爆発します」と語った。2勝1敗。それでもやっと五分五分に感じる。東京でもう1つ勝ってもらいたい。

でも不思議。カメラがあると、見知らぬ人々の中に入っていける。（林典子さん）315,440円

一眼レフの通行証機能。世界最大規模の報道写真祭『ビザ・プール・リマージュ』で最高賞を受賞した初の日本人として朝日新聞『ひと』に登場。中央アジアのキルギスで起きている誘拐結婚に迫るため、誘拐を企てる男性にも接触したそうだ。「いつも『私が彼女たちだったら』と考えながら撮っている」とのこと。危険地帯での一眼レフは剣よりペンより強い。

「ブラジャーの捨て時は、いつですか？」「人それぞれでいいんじゃない」。終了――！ いやいやTVとしてこれはダメです。 （大久保佳代子さん）818,314円

朝日新聞のコラム『TVダイアリー』で語った基本的心得。『壇蜜さんとのトーク』と題し「あのセクシーイメージとは違い、賢くて私とは相反する独自の考えを持っている」と紹介していたけど、ブラジャーの捨て時の話題が壇蜜さんとの事例なのかは不明。バラエティーでのトークの適正人数は「入りやすいし、負担もちょうどいい」4、5人とのこと。

若さとか、失ったものもすっごく多いけど、これから楽しめるものもいっぱいあると思うので…。（今井美樹さん）2,807,191円

加齢共鳴心理術。NHK『SONGS』で語った一言。私の誕生日にリリースしてくれたアルバム『Dialogue -Miki Imai Sings Yuming Classics-』について「多感な頃に聞き込んだ曲って本当に体の中でいろんなものが目覚める気がする」「直接お会いしたら思いがうまく伝えられないくらい。ありがとうって伝えたいです」とのこと。同学年の一人として便乗したい。

多分、北海道北見市ではその肩書きでは食っていけないでしょう。ラブメイクトレーナーなら月2・3万で契約してもいいかなと思いますが・・・。（寝業師さん）6,401,071円

無視はできない魅力。前日のこのブログのコメント覧での課題『樫木裕実さん』に対して、『ボディメイクトレーナー』という肩書に着目しての答案。あくまでも樫木さんのセクスィさを高く評価した上での妄想。月2・3万は寝業師さんの負担額としては最大限に近い絶賛だと思われる。クールダウンも必要なので樫木さんは私と同学年だと補足しておく。

それなりに経験も積んできたので、ギターを持って「ラララ」と歌えば曲はできます。（矢井田瞳さん）78,041円

王様は裸だ系の制作背景。新作『123456』を岩手日報『バックステージ』でPR。「100でも200でも音は重ねられます。でもそれは本当に必要な音なのか」と吟味したそうだ。実はそれなりの経験でサラっと出来た作品が傑作だったりもする。手抜きか吟味かは作家にしかわからない。『作業に要した時間に換算して積算』なんて言われると制作者は悩ましい。

あまりにもすごい説得力だから、「あれ、オレ、こんなセリフ書いたかな？」と思って、全部台本読み返した。 （宮藤官九郎先生）172,129円

NHK『ゆうどきネットワーク』にVTRで登場して女優・宮本信子さんを称賛した言葉をDAILY SPORTS ONLINEで知った。台本を読み返したところ、一字一句「台本通りだ！」ということに気づき、「（演技で）オレの足りない言葉を足してくれてたんだな、と思って。今まで経験したことのない感じですね」と感服していたとのこと。誉め方の説得力も天晴れ。

メディアや広告のかたちが急激に変化している。それでも変わらない本質的なことって何ですか。（佐藤可士和さん） 10,103,341円

聞きそびれたという大きなテーマ。岩手日報文化面に載った『広告批評の開拓者 天野祐吉さんを悼む』から。仕事を紹介されたり評価されたり「広告業界全体にとっても恩人といえる人だが、実は僕個人にとっても恩人だった」とのこと。私のように天野さんが審査員のコンクールとの相性が良くてコピーライター業に導かれた連中も多いはず。とても寂しい。

私の永遠のライバル、ジャイアンツを、胸を借り、頭を下げて、やっつけます！（星野仙一監督）101,410円

日本シリーズ進出を決めた試合後のインタビュー。実際にジャイアンツとの因縁がある星野さんやプロ野球関係者であればその通りなんだろうけど、どうして私も同意してしまうのだろうか。読売新聞の購読がらみでジャイアンツ関連グッズをもらったりもしているのに。選手個々では大好きな選手もいっぱいいるのに。誘われたら喜んで入団するのに。不思議だ。

（誰でも同じ努力をすれば大島優子に）なれますね。ただし同じ努力は簡単にはできないと思いますけど。 （大島優子さん）35,900,910円

毎日放送『情熱大陸 25歳トップアイドルの胸の内AKB48女優_大島優子』で紹介された胸の内。窪田等さんがナレーションで伝えた。「全部吸い取るんです。全部吸収の場所にする」「（何百回もオーディション受けて）いつもいいところまでいって落ちるってのがすごく多くて。聞くと『なんか違う』って。わかるんですけどね」は本人の弁。応援したくなるなあ。

あと1年早く2人連れてきてくれていたら良かったんですけどね。（下柳剛さん）252,547円

古巣への皮肉。楽天ゴールデンイーグルスOBとしてNHK『サタデースポーツ』に山崎武司さんとともにゲスト出演。今シーズンから加入して打撃の軸となったジョーンズ選手とマギー選手の活躍を元・楽天の投手として語った。球団創設時から7年間所属しながら放出され、9年目での飛躍を目を細めて見守る山崎武司さんはニコニコしながらも寂しげに見えた。

ブロックが古く、ペンキを塗り重ねるのが大変だったが、イメージ通りできた。（阿部あゆみさん）968,740円

盛岡情報ビジネス専門学校デザイン科の学生有志『かべかき隊プロジェクト』の活動を岩手日報が取り上げてくれた。機会を提供してくれた加賀野どうぶつ病院の川村院長は「地域の子どもたちも完成する過程を楽しんでいた。すごく楽しそうな絵で、思った以上の出来だ」とのこと。台風と授業と作業の調整を担った鳥畑梓さんの苦労話は掲載されなかった。

時折「もしチャイコフスキーやショパンが生きていたら、自分の名前が冠となったコンクールでの演奏を、どのように感じるだろうか」と想像することがあります。（小山実雅恵さん） 4,330,101円

ビッグな大会俯瞰術。岩手日報連載中の『あふれる音の贈り物』で『コンクールで得るもの 自分にとっての勝利』をテーマに語った。「審査されるという受け身の姿勢ではなく、そのコンクールで何かを発見する、つかみ取る、という気持ちで挑むなら、どんな結果も『自分にとっての勝利』なのではないでしょうか」とのこと。スポーツ大会はそれじゃダメ。

人間の心は、善と悪が混在しています。しかし、悪を認識し、謙虚になれる力がある。自分を善人と信じこんでいる人が、逆に悪人に近いと思っています。（宇梶剛士さん） 11,051,010円

悪人経験者の蘊蓄。朝日新聞『リレーおぴにおん 私の悪人論』に先陣を切って登場し、テーマを総括するような境地からの一言で締めた。ご自身は「勇気を持って光の世界に飛び出せば、『黒さ』が逆に際立つ」と考えて俳優になったらしい。悪人は「余裕ぶれば余裕ぶるほど、顔がひきつってくる」とのことだけど、見破っても役に立たないのが残念。

この問題は食品の安全性や廃棄の是非、世界の食料事情などを子供たちに考えさせる絶好の内容。『健康に影響がないと判断した場合は食べる』とのマニュアルも極めて妥当なもの。（唐木英明理事長）10,310円

少数派の正論。Yahoo! JAPANトピックス『給食パンにハエ 廃棄の是非』で紹介されていた食の安全・安心財団の理事長のコメント。昆虫料理研究会の内山昭一さんは「日本人の多くが昆虫を食材として認識していない現状では仕方がない面はある」と引いたスタンスを取った。小学生が休み時間に校庭で捕まえた昆虫を給食時間にデザートで食すのはダメ。

そろそろ季節的に寒くなってきたから炎上でもして暖まろう！（鈴木拓さん）36,101円

寒い追い風。確信犯だと思いつつYahoo! JAPANトピックス『ドランク鈴木Twitterまた炎上』を覗いたら正解だった。山里亮太さんから心配されて「安心して火の扱いには慣れてきたから」と余裕を見せる阿吽の呼吸もお見事。「皆様もう少しがんばって炎上させてください。みんなで1位目指しましょう」と言っているらしい。いろんな芸風があるもんだ。

（次の曲の最初の音が頭から飛んでしまって）感極まったことにして、しばらくそのまま。（松下奈緒さん）4,439,039円

ド忘れ対処法。日本テレビ『おしゃれイズム』でピアノコンサートでのアクシデントを話題に。3分くらいだと思ったけど、スタッフには「けっこう長かったね」と言われたそうだ。準備不足のことは準備不足なりにできる。準備万端のことはちょっと危ない。突如飛ぶのは普段難なくできていること。予防策を探るより対処法を用意したほうが賢明なのかも。

勝ちたいって気持ちは自分を高められる。負けたくないからおとしめるというのは絶対間違ってますけど。 （新垣結衣さん）5,800,410円

フジテレビ『リーガルハイ』のヒロインが朝日新聞be『テレビ週間番組表』にドーンと登場。「中途半端にやるほうが恥ずかしい」という現場では『変顔』も披露、主演で大注目の時の人・堺雅人さんは前作から続く関係は盤石だと太鼓判を押しているとのこと。「今後、勇気が必要な現場にあたっても、ここで得た経験はすごく生かされます」と語った。

私は手書きではあんまり字を書かない。書いても自分でも読めないくらいの汚い字だ・・・。（庭師さん）4,594,101円

初心者向け（子供向け）万年筆『カクノ（パイロット製）』が良いぞとmixi日記の電気活字で商品画像とともに報告していた。直筆文書の写真で書き味を公開、には踏み切れなかった模様。字が汚くても書くのが速ければ言い訳はできる。私は書くのも遅いので自分自身が気の毒で仕方ない。書道3級なのにダメだ。達筆になる筆記用具の発売が待ち遠しい。

肩甲骨を回すような感じで、手首のスナップを入れて、それを交互にやる。で、逆回もやる。（北川景子さん） 4,282,280円

『マエケン体操』の解説。フジテレビ『笑っていいとも！』の『テレフォンショッキング』で実演。映画で共演した高良健吾さんに「肩凝り解消に良い」と紹介されて続けているらしい。「気持ち、効いてる気がする」とのことだけど、前回の出演時に嵌っていて推奨した『コーン茶』はやめてしまったそうだ。切り替えの早さもノリの良さも魅惑的要素だと感じた。

今ある道は必ずわくわくする場所につながっている。そんな根拠のない楽観主義は、強みであり弱みです。 （堺雅人さん）201,071円

宮崎の風土が培った『南国気質』とのこと。TBSへの銀行員役での出向からフジテレビ『リーガルハイ』での弁護士役に戻った注目の俳優が岩手日報『芸能プレミア』にも登場。40歳になったそうで「もう若手のふりはできない。謙遜は美徳だが、時に現実逃避にもなる」とも。掴み処が無いような受け答えも、良質で品数豊富な演者のイメージ形成につながる。

人は知らないものを拒絶し、常識の中に安住したくなるものだが、常識は現実のごく一部。視野を広げた方が人生、楽しく生きられる。（矢追純一さん）847,510円

破綻お構いなしの勢い論理展開。岩手日報がCSチャンネル14日放送の『緊急検証!宇宙人地球侵略史～振り返ればヤツ（宇宙人）がいた～』を番組紹介していた。「いんちきかと目くじら立てるなんてヤボなこと。大人ならば『分かった』上で楽しみたい」と締め括っていたけど、なぜ取り上げたのか、謎。掲載自体がILC誘致がらみのメッセージだとしたら・・・。

初めて小さな水着を着たんですが、胸がワンカップくらい大きく見えますね。（松本ゆんさん）4,100,000円

売り込みトーク。東スポWeb『Eカップグラドルが元巨人・元木氏の“隠し球”ナンパ暴露』で。元木氏にアルバイト先で、会うたびに声をかけられ、「『ちょっとこれ捨てといて』と言われた物の上に電話番号が載っていました」「奥さんがいるし電話はしてません」とのこと。話題が欲しいタイミングでの予定調和、暗黙の了解、持ちつ持たれつ、そんな感じ。

殴っても選手は強くならないと思う。強い選手を育てないなら、強くなるにはどうすればいいかを考えられる選手にしないと。体罰は必要ない。（長崎宏子さん）329,823円

ざっくりばっさり総括する正論。朝日新聞『ザ・コラム』で編集委員の大久保真紀さんがスポーツと体罰をテーマに語り、その中で紹介した取材コメント。大久保さんは33年前の日本選手権で長崎さんと競った経験もある元・本気の水泳選手。今回の記事で「もしやり直せるなら、もう一度、殴られずに泳いでみたいと心から思う」と体罰経験記録を公認させた。

どうして私はサービス精神が強くなったのだろう……。「自分に自信をもてなかった」。考えてみると、そんな理由が思い浮かびます。（峯岸みなみさん）313,714円

王様は裸だ系の自己分析。朝日新聞デジタルの『（AKB的人生論）峯岸みなみ 前を向いて歩く理由』と題された立派な見解を1日遅れで発見。「2年前、秋元康さんから『峯岸はサービス精神がある。それは芸能人として大切なことです』とメールをいただいたことがあります」とのこと。それはそれで秋元康さんのサービス精神が伝わってくるメールだ。

私のプロ野球生活の思い出はやはり3度の日本一です。個人記録もありましたが、やはり優勝、日本一という瞬間がいまも強く印象に残っています。（宮本慎也選手） 2,689,004円

引退セレモニーでの挨拶から抜粋。「両親には何でもいいから一番になれと育てられ、なれたかどうか分かりませんが、夢だったプロ野球選手になれたのは、親父、お袋のおかげです」との感謝の弁には上には上がいるという自身の能力の冷静な認識も感じ取れた。第1回WBCではキャプテンとして世界一になったけど、その話は場違いだから出なかった。

沖縄の言葉が話せなくなっていて、このままでは寂しいなと気付いた。自分のルーツを探し求める中で、また話せるようになりました。（島袋寛子さん）8,745,108円

話し言葉の帰巣願望。ミュージカル『ソング・ライターズ』に出演ということで岩手日報『バックステージ』に登場。「20歳を過ぎてから、少しでも興味を持ったことにはトライしようと思ってきた」そうで、最近は沖縄のラジオにレギュラー出演し、故郷に毎月帰っているとのこと。住む場所の影響を受けながら独自の話し言葉を確立してしまう人も多い。

モデルも他の人がしないポーズをとらないと覚えてもらえない。（小説も）私にしか書けないことを書かないと意味がないと思った。（押切もえさん）2,110, 942円

ファイティングポーズ。『モデルも多芸の時代』と題した岩手日報・生活覧でクローズアップ。小説『浅き夢見し』を刊行したそうだ。いくつもの肩書を持つ安藤美冬さんの分析・予想によると「（一流でなくても身の回りの）100人の中で1位をとれる分野を三つ身につければ、強い個性と武器になる」とのこと。99人がやっていない事でもいけるのかな？

同じ人からもう一度仕事が来て初めて「オーディションに通った」と思っていました。（野村義男さん）210,071円

ジャニーズ事務所をやめてスケジュールが真っ白だった時の心境。朝日新聞『耕論』の特集『居場所を求めて』で小学生の頃から現在までを振り返った。「大ヒット曲があれば、その曲だけを今も抱えて歌っていたかもしれない」「さまざまなミュージシャンとユニットを組んだり、バックバンドは務まらない」と自己分析。堅実に技量を売る職人タイプだと感じた。

顔面が変形したら？ 整形です。最後（引退後）に。 （高野人母美選手）1,106,244円

二足の草鞋の遣り繰り。177センチの“9頭身美人モデルボクサーのコメントを東スポWebで。30日に臨む女子 4回戦の相手は身長が自分よりも25センチも低い152センチで、「思ってたより低かったです。164センチと聞いていたんですけど…。イメージトレーニングします」とのこと。接近されて細いウエストをガンガン打ち込まれるのは避けたい。