これは相当良くて、広告そのものにもいろんな手法があるんだなあと、小さな可能性を感じました。(岡本欣也先生)50,841円
審査員評。小笠原事務所の全面的バックアップで制作した『加賀野どうぶつ病院』の開業アイテムが岩手広告賞で全体の2等賞を受賞。講演会後に媚を売りに行ったら、「私はあれが一番好きでした。コピーは不要だと判断して正解でしたね」と言ってくださった。「言語が無いほうが伝わる」とコピーライターが決断するのはボツじゃなく無言のメッセージなのだ。
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オリジナルシンキング 高橋 宣行 |
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コメント
無言のメッセージの場合、コピーライターは、一文字、いくらの請求書を出せばいいのでしょうか? その際、請求書の文言もまた、技が光ったコピーなのでしょうね。さすが、コピーライターの鏡ですね。
投稿: 山師 | 2009年2月28日 (土) 11時38分
山師さん、まいど鋭いですね。文字が無いコピーライティングの場合は通常の請求とは違う展開となります。真っ白い紙を持たせて目を閉じさせ、「紙の上には透明だけどきらめくダイヤが載っています。金額にすればどれくらいでしょうか?」と言いながら手を乗せて程好く押し下げます。裸の王様と側近のような「在ること前提」の信頼関係からギャランティを確認します。請求書にはコピー考案料金と記載されます。
投稿: 鑑定士 阿部 | 2009年2月28日 (土) 14時08分
阿部様
受賞おめでと
ゴザイマス。
ご活躍ですね。
「動物たちの気持ちを察するような診察を」
って、コピーのようじゃないけど
アタシ的には、丁寧でじんと来ました。
ご近所なのですが
もしかして
超イケメンの先生ですか?
お昼休みころ出てきたオトコの人なら・・・
投稿: なお | 2009年2月28日 (土) 22時25分
なおさん、露骨なお祝いの言葉ありがとうございます。評価されたのはHPの文章じゃなく、一見何の変哲もないけど『どうぶつ』だけが目立つ病院名と、マーク内のイヌと騙し絵風に潜ませた猫です。気付きましたか?
先生のルックスは、「好きな人にはたまりません(by彦麿呂さん料理レポートから借用)」です。
投稿: 鑑定士 阿部 | 2009年2月28日 (土) 23時27分
阿部様
ネコの図柄は気が付いていました。
少し地味な気がするけど
ヨーロッパにでもあるような
デザイン、阿部様でしたか。
加賀野の賀の文字に
肉球が、あれは笑えました。
「どうぶつ病院」
なかなかーーー
でゴザイマシタったー
投稿: なお | 2009年3月 1日 (日) 10時07分
なおさん、イヌネコトリックお気づきでしたか。さすがですね。でもこれは、阿部作ではなく阿部関与作です。マークはシンボルだってのに、ぐじゃぐじゃ描いたり、要素を増やす人もいて、残念だと思っている私が提示した3つの条件、「1色」「十字の中にイヌネコ」「かわいいイラスト描けばいいってもんじゃないぞ」をクリアしたのは千葉なつ海さんです。
『賀の口の中の肉球』は千葉なつ海さんの手形です。
投稿: 鑑定士 阿部 | 2009年3月 1日 (日) 18時01分
阿部様ーー
今日の夕刊で見ました。
本の中でのコトは
カレシにもナイショ。
んーー
素敵!
知事賞も同時受賞だったんですね。
オメデト
投稿: なお | 2009年3月 9日 (月) 23時14分
なおさん、たびたびのお祝いのコトバ、ありがとうございます。「夕刊で見た」という報告は、なおさんからの一件だけです。私の交友関係は『夕刊』といえば『岩手日報』よりも『夕刊フジ』『日刊ゲンダイ』『東京スポーツ』を思い浮かべる人が多いからだと思います。
投稿: 鑑定士 阿部 | 2009年3月10日 (火) 00時38分