「逆風が彼女の売りになっているからね」。東京・麹町の文藝春秋社談話室。作家と編集者の数々のドラマが生まれたであろうこの場所で、内田春菊の担当編集者だった明円一郎は懐かしそうに話した。(横田由美子氏)3,016円
妙な縁。朝日新聞be「逆風満帆」で懐かしい名前に吃驚。20年程前、明円さんは「糸井重里の萬流コピー塾」の番頭(編集担当)さんだった方。出身が私の妻と同郷だったり盛岡の高橋克彦さんの担当だったり、私は一方的に縁を感じている。記事の一行目に本人弁「逆風が彼女の売りになっているからね」を持ってこさせた腕力と配慮にキリンラガー大瓶で乾杯。
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