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2006年2月28日 (火)

高額コトバ2006年2月ベストテン

【発言者】                  【評価額(円)】
杉山弘道さん                 19,800,000
川崎福栄先生                12,000,000
イリーナ・スルツカヤ選手          10,000,001
高橋けい子さん               10,000,000
阿部秀和さん                  398,000
真城義麿先生                  328,500
藤巻健史氏の友人の高校生になる娘    200,000
小島良平先生                  170,000
大崎哲雄さん                  110,402
千葉なつ海さん                 100,000

今月はトリノオリンピックに気をとられたりしながら53,340,251円もばらまいてしまいました。

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ラーメンの宅配(小笠原利行さん)450円

新規事業プラン。ピザなどでお馴染みのデリバリーフードサービスと考えていただきたい。並べた丼にタレを入れスープを注ぎ茹でた麺を入れ、あらかじめ用意された叉焼メンマ海苔ネギ等のトッピングを乗せる。餃子や半ライスとサイドメニューも充実させる。「お客様から、まだですか?と電話が来たら、今出たトコですと答える」など接客マニュアルに即したサービスも徹底。だそうだ。

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2006年2月27日 (月)

伝言だけど、加藤さんバージョンアップしてくると思うよ。(川崎福栄先生)12,000,000円

イメージを増幅させる典型的な構造。「伝言だけど」と始まって「と思うよ」と想像になっている。123日に紹介した加藤さんのバイト体験談が川崎家を経由して届いた。途中で付けられた尾ひれや背びれはおびただしく、2キロ6千円のイクラが全て2キロの鮭になって戻ってきたと受け止めるのが妥当だけど、松園の山中に篭って修行する加藤さんの姿を思い浮かべてしまった。

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2006年2月26日 (日)

競技ですから何が起こるかわかりません。でも、それが私の人生です。(イリーナ・スルツカヤ選手)10,000,001円

あっぱれな心構え。NHKの特番「荒川静香金メダルへの道」で結果判明後のコメントを知った。血管の難病や母の看病による負担を抱えた状態でありながらトリノ五輪女子フィギュアの金メダル候補とされ注目を浴び続けてきた彼女のコトバは重い。ちなみに、日本電産サンキョーでは代表4選手に対し、金メダル獲得で1千万円、銅でも4百万円の報奨金が用意されていたのに残念でした。

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2006年2月25日 (土)

(脳が揺れたのは)ノースウエスト航空ですね?(小島良平先生)170,000円

高度32,800フィートくらいのツッコミ。広告のイメージについて語る秋山晶先生の聞き役を務めた小島先生のコトバ。秋山先生の話はとってもためになったけどクールでジェントルでイメージの舞台は海外が多い。「まさに雲の上のお方だ」と思いながら聞いていたら「飛行機は脳が揺れるから良くないらしい」と。その一瞬を逃さず、雲の切れ間から西海岸のきらめきが飛び込んだ。

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2006年2月24日 (金)

こ、こ、これはアタシのわだちだ!(松見由美子さん)13,180円

雪道での主張。證明寺の檀家向け定期刊行物「光輪361号」から。狭い道、雪の壁、わだちは二本、対向車、運転手、どちらも女。と横浜たそがれ以上に雪国の悲しさを描写しているコトバ。あのクルマは行って行ってしまった、挨拶もせずに。だったそうである。真宗大谷派はお笑いを追求する宗派ではないけど、自動車保険を安いのに変更したばかりの私にはとてもありがたいお笑いでした。

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2006年2月23日 (木)

水を注すようですが、観葉植物には毎日水を注す必要はありません。(加藤紀子さん)6,000円

悪気のない決定打。毎日水を差す手間を省くプランターのサンプル商品を目の前に数名のモニターが忌憚のない意見を述べるという状況でのコメント。私やデザイナー、工芸品の職人などそれなりにクセのある面々を前にして、根本的な指摘をしたのは主婦だった。拘束2時間のバイトがとてつもない大仕事。ここに辿り着くまでに動いた金は定かじゃないけどかなり大きかったと思われるのに。

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2006年2月22日 (水)

女子○生の大股開きが見られるのはフィギアぐらいだ。(去石一さん)2,000円

多くの男性視聴者を代表してタブーに挑戦。それを受けて「しかもNHKで」と私が発言、「しかもハイビジョン放送で」は後で気がついた。でも国を限定してないし、モーグルの技にも開脚はあるし、夏なら体操も華やかなので正しいコメントではない。水泳が別格な点は研究余地あり。いずれ米焼酎かっくらいながら「ルッツやサルコーじゃなくビールマンスピン出せいっ!」と叫ぶのは下品だ。

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2006年2月21日 (火)

前のプリンターのこと山口さんって呼んでたんです。(千葉なつ海さん)100,000円

業務上の隠語。警察が汚職事件を「サンズイ」と言うようなもんだけど小笠原事務所限定用語。山口さんと呼ばれる根拠は入手先だったからとのこと。とてもシンプルだけど、OA機器を一式佐々木さんから入手したら使えない。でも「もうすぐ吉田さんがくる(ファクス)」とか「小笠原さん朝から煮詰まってます(コーヒー)」と言えば職場を人材豊富に感じさせる効果はある。

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2006年2月20日 (月)

真似して真似して真似しても真似できないことが個性になるわけですから。(福山雅治さん)10,000円

励ましのコトバ。東京FM系「SUZUKIトーキングFM」で演奏が上達せずに苦悩する若者に対して。真似して真似して真似して真似し過ぎてしまってコロッケさんみたいな芸風を確立できればディナーショーとかも繁盛するから真似することは必要。けど真似しても真似できないことばかりだったら基本的にできないのだから諦めて別の楽器にするか、別な分野にするのも早いほうがいいと思う。

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2006年2月19日 (日)

ベルギー産のチョコレート味の鉛筆が欲しい。(杉山弘道さん)15,000,000円

商品開発のヒント。客とは言えない人からの無理な要求の例としてメルマガ「砂漠に水」の第567滴で披露された。でも鉛筆を食べるのは体に良くない。それはそれとしてゴディバとかから「クレヨン型チョコレート12色」が出たら買うな。なんて考えてたら「小判饅頭」を思いついた。さっそく商標登録してボロ儲けすることにしたので、利権に関与したい人はそれなりの用意をして欲しい。

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2006年2月18日 (土)

たぶんそうじゃないかなあと思いまして。(小田川由起子さん)33,530円

適切な対処をしてくれた上での報告。私と連絡が取れない状況の中、別会社の複数のスタッフが関わって仕事しているのに見事な連携プレイ。予算の都合だけでスタッフ編成を変更してはいけないのだ。凡ミスもカバーしてもらえずに「知りません」で処理されてしまいかねない。同条件で値段が異なる自動車保険料とは違うんだ。いや、予算だって不十分なのにホントに助かりました。

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2006年2月17日 (金)

ちょっと何!この前髪!!(鈴木多鶴子)2,600円

痛烈なダメ出し。妻子が旅立つにあたり、娘の髪を切った。「父」は象形文字でハサミを表していることから娘の散髪は私が担当している。娘は髪の毛の伸び以上に精神的な成長をしており、逃げたり暴れたりせず快適な仕事環境を提供してくれた。ピシッと前髪がそろって達成感に浸っていたら、妻からの批難。安心感からナナメにしてしまった。水平に修正された前髪はかなり短い。

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2006年2月16日 (木)

亡食。(兼田紀美子さん)2,950円

ボウショクと読む。岩手日報夕刊「日報論壇」の「サプリで料理は不要か」と題する話の締め文句で使われていた。この単語のルーツは産経新聞の連載らしく、オリジナルではなかったけど産経新聞を定期購読してない私がネタにするきっかけを作ってくれた兼田さんの手柄とした。「食べたかどうか忘れた」なら「忘食」、「忙しくて適当に済ませた」なら「忙食」と表記できるであろう。

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2006年2月15日 (水)

スポーツの実況中継で“及川”が連呼されたのって初めて。(及川英俊さん)10,620円

声援のすり替え効果。トリノ五輪スピードスケート男子500Mで及川佑選手に向けられた期待にTV観戦しながら感染したようである。馬鹿馬鹿しいけど気持ちはわかる。岩手競馬には阿部英俊という奇跡的な混合氏名の騎手がいるけど、すり替え効果では苗字の「阿部」優先。でも罵倒も酷いので購入馬券1万円で万馬券100円ぶんだけ引っかかる程度の状況。あまりオトク感は無い。

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2006年2月14日 (火)

私は洞窟の中で産まれました。(阿部秀和さん)398,000円

出身地の小洒落た表現。打ち合わせを終えて脱線、旧町村の衰退に話が及んだら出身地の話に。で、ほぼ洞窟で出身地は特定できるし、彼の風貌はなかなか洞窟産まれにマッチしている。そんなイメージを勤め人でありながら維持できているのは本人も会社も大したもんだと思う。関係ないけど娘にルーツを聞かれたら「ダイエー盛岡店の子供売り場で買った」と教えようと思っている。

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2006年2月13日 (月)

これマズイ。(阿部実結)398円

2歳の娘が試食直後に爆弾発言。某ショッピングセンターで某ウインナーを食べての感想。実は私もおいしくないと感じたのに理由がピンとこなくて黙っていた。試食は恩着せみたいな面もあるので売れない事は残念だろうけど、できる販売員さんは失礼な2歳児からも「どうしてかな?」と感想を引っ張り出した。娘は「すっぱいからいらない」と。父一人カッコ悪かった。

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2006年2月12日 (日)

買ってくれないと、自分で赤ちゃん産んじゃうから。(藤巻健史氏の友人の高校生になる娘)200,000円

女子高生の脅し。朝日新聞be連載中の「フジマキに聞け」今週のテーマは人口減少。子犬を買ってくれとせがまれた友人の話を導入に持ってきてウマイと思った。話は「子犬を買ってあげなければ日本の人口は増える」とか「子犬を買う費用を出産に充てる」とかへと展開しなかったけど、お嬢様は赤ちゃんを産まずに血統書付のチワワあたりを買ってもらったとみなします。

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2006年2月11日 (土)

釣れもしないのに道具ばっか買って!!どーにかしなさいッ!!(カーツ佐藤さんの奥様)10,000円

解決策が見出せない立場からの命令。岩手日報夕刊連載中の「哀愁フィッシング」から。増殖していくのは釣りの道具のみならず多々ある。不要と判断した仕事の資料なんて、捨てた直後5年ぶりに必要な局面が訪れたりする。それでもレンタルルーム1坪がなかなか踏み切れない。巡り巡って佐藤家では場所はとるけど中身は空洞のクーラーの中にゲームを収納したらしい。

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2006年2月10日 (金)

しょっちゅう阿部さんのブログに載ってるけど、仕事ヒマなんですか?(佐々木了淳くん)25,000円

ぶっきらぼうな気遣い。言われたのは準レギューラーコーヒーとしてコトバの貯金箱で活躍中の小笠原さん。採用を狙ってネタを考えている人は確かに彼しかいないけど、そればっかりで過ごしているわけがない。心配してくれるなら小笠原さんが花見一回ぶんぐらい開花するようなお仕事を春の陽気とともに運びこんでちょうだいね。ホントに心配なのは毎日ブログを更新している私?

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2006年2月 9日 (木)

福利厚生って言う無言の圧力。(杉山弘道さん)15,000円改め4,800,000円

薄々感じていたストレスを浮き彫りにする一言。メルマガ「砂漠に水」の557で問答無用の解説がされていた。「自由参加と言いながら、参加しない社員を協調性のない奴だと絶対に評価する」とか「旅行とかゴルフで協調性は養われない」など言い過ぎはこの際無視して痛快。社員旅行で温泉なんて女子は浴衣や化粧への対策だけで通常の業務より多大な心労を余儀なくされるもんね。

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2006年2月 8日 (水)

見れば一瞬で盗める手間も、編み出すには数年かかっていたりする。(高橋けい子さん)10,000,000円

発案者を代表してのボヤキ。特許とか大それた事じゃなく普段の仕事の話。できる人は「こうすれば合理的」というコツをつかんでいたり「これだけで一段と良くなる」という配慮をする。それまでの経験や投資を経て施した手間は評価されるとは限らないし盗まれる場合も多々あって残念だけど、いざ印税生活につながる局面で工夫できるのは自力で何かをつかんだ経験のある人だと思う。

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2006年2月 7日 (火)

俺の机の下の、汚い箱の上に置いてあるから探して持ってって。(大崎哲雄さん)110,402円

仕事の指示。言われたのは小原明男さん。キレイな机の上にある物ならすんなりゲットできるけど、机の下を探す小原さんは「大崎さんに言われて…」と言い訳しなければなかったに違いない。私が「汚い箱はひとつだけじゃないから気をつけて」と茶々を入れたら、大崎さんは「そうそう」と嬉しそうに微笑んだ。机の下には記憶にない飲み屋の領収書も人知れず紛れているに違いない。

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2006年2月 6日 (月)

母が別れを惜しんだ。(大阪府 ごまおのママさん)280円

ありがちな悲話ではない。朝日新聞「電脳喫茶aspara倶楽部」今週のお題「遅刻の言い訳」への投書。他にもあったけど母の愛が圧勝。新入社員の私は「四ツ家教会手前の坂道でタイムスリップしました」と言い、指導係の山内さんに「ラベンダー臭いから頭洗ってきなさい」と返された。♪シャワランビューティの香りを漂わせて戻ろうとしたら……頭髪が寂しい。18年半も時が進んでるじゃないか!

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2006年2月 5日 (日)

今はまってんのがニラ鍋ぇ~。(平野レミさん)2,940円

食指が動いた。東京FM系「SUNTORY Saturday Waiting Bar AVANTI」で飛び出したレシピ。「ダシいらない。お湯にザクザク切ったニラ入れて、しゃぶしゃぶ用の豚肉ぅ~。つけだれはニラのペーストをめんつゆに混ぜる。それだけ」とのこと。定番の豆腐も無しの信念を貫き、最後に塩と玉子でとじた雑炊で決めたい。4人ぶん豚肉1kg1,700円、ニラ5500円、めんつゆ1ℓ500円、飯と玉子ってとこ?

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2006年2月 4日 (土)

いいと思うけどなあ。阿部さんは時々含蓄のあること言うし。(及川利春さん)42,000円

好意的と思われるコトバなんだけど……。JAGDA岩手地区の次期幹事選挙の結果についての感想。いやあ……。なんだかなあ……。そう言われてもなあ……。時々なら……誰でも含蓄のあること言うし……。うむぅ……。JAGUDAの年会費36,000円と岩手地区会費6,000円を納めるだけの普通会員で構わないんだけど……。できるだけ協力するつもりではいるし……。ふう……。

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2006年2月 3日 (金)

なんだかよくわかんないのが、愛なのよ。(小笠原利行さん)50,000円

もしかしたら凄い悟り。小笠原事務所で「夫の家事協力とはどうあるべきか」という話に。「土日くらい休みたい」という妻の願いを叶えた夫の土日はどうなってしまうのか?で、妻の望みは正確には休みじゃなくて個人的な時間、最大のネックは終わりのない炊事だろうということに落ち着いた。たぶん贅沢な家族キャンプより、安くても上げ膳据え膳の温泉のほうが喜ばれる。愛は曖昧なのである。

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2006年2月 2日 (木)

いのちが元気になる教えや。(真城義麿先生)328,500円

すんなり納得できる表現。著書「つながりを生きよう」からの一文。中学生に「宗教ってなんや?」と聞かれた時の回答だそうだが、どの宗教・宗派ということなく概ね通用する。「何のために生きるのか」とか「なぜ殺生してはいけないのか」など根源的な質問に対する回答は自分自身に跳ね返ってくるので躊躇したくないけど難しい。とりあえず銭湯連日入浴30年分くらいスッキリした。

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2006年2月 1日 (水)

衣装借りなきゃないからスリーサイズ教えて。(川股一治さん)21,400円

巧妙なセクハラ。彼はモーターショーのコンパニオンの手配に行き詰まり、苦肉の策として無理の利く小笠原事務所を訪れ美人職員(25歳)と接触。了承を得た勢いで必要ないと思われる個人情報まで聞き出し、よりによって声を出して復唱した。美人職員(25歳)は契約したバイト料に加えて、セクハラの慰謝料として1サイズあたり花月堂のキャラメルもんぶらんロール1本を請求すべきだ。

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